中世から貴族や皇族の間で愛用されてきた「バルサミコ」。原料となる葡萄品種ランブルスコの栽培地であり、伝統的な製法を守り続けてきたバルサミコの本場が、イタリア エミリア・ロマーニャ州モデナです。

そんなモデナに本社を構えるのが、老舗ビネガーメーカー「デ・ニグリス」です。1889年の創業以来、家族3世代にわたってビネガー生産に取り組み、品質向上を目指し日々改良を重ねてきました。
バルサミコだけでなく、ワインビネガーやドレッシングなどさまざまなビネガー商品を展開し、その品質の良さから、イタリア国内だけでなく世界中から高い評価を受けています。

イタリアの伝統的な食材を守るため、原材料の生産地、製造場所、製造方法、品質基準など、厳しい審査をクリアしたもののみに認定される「D.O.P（Denominazione di Origine Protetta）」。

「デ二グリス バルサミコビネガー トラディショナーレ」は、葡萄の栽培から加工、熟成、瓶詰めに至るまで全ての工程を一貫して徹底管理することにより、このD.O.Pの認証を受けた非常に品質の高いバルサミコです。

一般的に流通しているバルサミコが、木樽で数年発酵させたグレープマストにワインビネガーや着色料、香料などを加えて造られるのに対し、「デ二グリス バルサミコビネガー トラディショナーレ」が使用するのは葡萄果汁のみで造られたグレープマストだけ。

木樽で熟成する過程で年間10％ほど目減りするマストを熟練の職人がより小さな樽に何度も移し替え、その際に樽の樹種を変えることにより、独自の芳香をもつ本物のバルサミコに仕上げています。

今回ラインナップした「デ二グリス バルサミコビネガー トラディショナーレ」は、濃厚な葡萄の甘みと爽やかな酸味を感じる「12年」と、力強いコクと凝縮した甘みが酸を包み込む「25年」の、熟成期間が異なる2種。口に含んだ瞬間から感じる葡萄本来の甘みと旨み、気品溢れるまろやかな酸味は、他の追随を許さない別格の美味しさです。

特別な日にこそ味わいたい特別なバルサミコで、贅沢なひとときを過ごしてみませんか。

バルサミコと故郷と同じくするイタリアチーズの王様「パルミジャーノレッジャーノ」にひとふりすれば、濃厚なチーズと鼻から抜けるフルーティーな香りが絶妙なハーモニーを奏でます。

イタリアの定番料理、牛肉のタリアータにひとふり。口の中でなめらかに溶け合うお肉とパルミジャーノの旨みを、バルサミコがより一層引き立てます。