旨みの感じられる辛口スパークリング
シャンパーニュに用いられるスパークリングワインの伝統的な製法、瓶内二次発酵。一度発酵させたスティルワインに酵母と糖を加えて瓶内で再度発酵させることで炭酸ガスが発生し、役目を終えた酵母とさらに寝かせることでワインに旨みと深みを与えてくれます。他の製法と比べて手間がかかる一方で、きめ細かな泡と深みのある味わいのワインが造られるため、シャンパーニュ以外のスパークリングワインにも用いられています。
スペインで造られた「カバ ポエマ ブリュット」もそんなワインの一つ。柑橘系果実と青りんごの爽やかな香りにトーストの香ばしいニュアンスが感じられ、豊富な酸によるキレに瓶内二次発酵ならではのリッチな味わいと細かい泡が楽しめます。
おすすめのマリアージュ
おすすめのおつまみは、サクサクに揚げた魚介のフリット。ワインの香ばしく、コク深い味わいがフリットの香ばしさに寄り添いながら海老やイカの旨みを引き出し、細かく弾ける泡と衣のサクッとした食感が口の中で心地よいハーモニーを奏でます。